イキり高校生の自己満日記

高校生になったへなちょこ男、いったいどんな生活をしている?何に苦しむ?その内面を吐露する。

7月5日 午前を乗り切る

こんばんは。今日も書く。

今日はToolというメタルバンドの来日公演のチケット取りで、午前中はスマホを凝視していた(勉強をしろという指摘は甘んじて受け入れる。)。Toolは19年ぶりの来日であるが、私はToolの大ファンなのだ。受験の年の12月とはいえ、行くしかない。私は必至で申し込んで、なんとかチケットを獲得した。来日公演のチケット代はさすがに高かった。今年のライブはもうなしね、と母親に告げられたのであったが、それでもかまわない。Toolを生きているうちに見れるなんてしあわせだ。

 

さて今日はスマホをそんなに触らない、音楽を聴きながら勉強をしない、という生活を初めた初日。音楽を聴かないで勉強することにはすぐに慣れたし、その効果はなかなかだった。まず、音楽を選ぶところから勉強が始まらないので、スムーズに勉強がすすんだ。一つ進歩である。

しかし今日は前述のとおりチケット取りでスマホに吸い付いていた。私のスマホ絶ちは今日については失敗した。しかし、スマホを見ない休憩時間を数回とることができた。スマホを見たい!となったときに、「いや、スマホを見る必要性は、今の時間はない。休憩に集中すべきだ。」とぐっと衝動をこらえた。スマホを見るということは、ほとんど衝動か、またはこじつけの理由によるものなのだ。

スマホを見る合理的な理由がどこかにあるはず、とない理由を作り上げてスマホを開き、最後はSNS漬けにおちいる。これこそがスクリーン中毒だ。

大切なことは、スマホがなくても生きていける、スマホを見なくてはならない理由などない、と意識すること。スマホが必要だと思って開いたときに、喫緊の事情が差し迫っていたことなど、一度でもなかったという過去から学ぶことだ。

 

さて、それとは別にして、さらに大事なことも学んだ。それは朝にこそ、午前こそ頑張るべきということだ。私が勉強に対してモチベーションを落とすとき、それは「自分がさぼってしまったこと」に気づく時だ。何時間かさぼると、それだけで、その日は何もうまくいく気がしてきて、もうやる気がへたってしまうのだ。

それではだめだ。勉強時間を連続させて、自分の意思に対しては、勝ち癖をつけなくてはならない。今朝も私は、自分の欲望に負けてスタートしている。9時からギターをつい弾いていたら1時間すぎていた。これでもうメンタルが萎えた。もうギターは押し入れにしまった。僕は根性も気合もない。だから具体策を積み重ねる。それしかない。

また、自分自身に勝ち癖をつけていく過程で、午前の活動はさらに重要な役割を持つ。午前を乗り切れば、午後の自分はそれを実績としてやる気を維持し、努力を継続できるのだ。

しかし、それは裏返せば、午前をさぼった人間は、さらに午後はやる気をそがれてしまうということだ。

これらのことからも、午前を頑張らなくてはなおさら午後は頑張れない、勉強自体やりきれない、ということははっきり言えるのだ。明日からは、午前こそ頑張る、午後は午前の勢いで頑張る、ということを心掛けたい。もちろんスマホもギターも、なくても生きていける、そういう心構えでいる。