イキり高校生の自己満日記

高校生になったへなちょこ男、いったいどんな生活をしている?何に苦しむ?その内面を吐露する。

ギターが楽しい 11月3日

11月3日

 こんばんは。前日は、疲労していて眠ってしまったため、日記をつけ忘れました。

 

 1、ギターが楽しい

 2、無知は罪でなくて、幸せ

 

 1、最近はギターの練習や、マルチエフェクターでの音作りに挑戦している。1万円しかしないマルチエフェクターで、同等以上の値段のするエフェクターの音を再現するレシピがネットにたくさんあるので、それを利用して、かっちょいい音を自分で追い求めている。ただ、何より楽しいのは、やはり基礎練習である。基礎練習はどの楽器でもあるもので、つまらないものであるという印象だが、ギターは、私としてはそんなに苦しいものでもない。ギターは弦を押さえて弾いていれば音の変化があるから、私の本職であるドラムの基礎練習に比べて、楽しいのである。ドラムは楽しくない。メトロノームを聴きながらバチを交互に振り下ろして、若干の音の違いやふり幅の違いを少しづつ修正する、なんの変化もない単純作業なので、なにも楽しくない。そういうところではギターの基礎練習のほうが楽しい。ちなみに、なぜドラム担当の私がギターの練習をしているかというと、ギターを理解しておいたほうが良いと思ったからだ。バンドのメンバーと会話していると、ギターやベースのやつがドラムのことについて、多少持ち合わせている知識をもとに私と演奏について話してくれるのだが、私が彼らからギターやベースの話をされても、そして彼らがその話をし合っていても、私はギターもベースもまったく知らないから何も言うことがない。そして「知らんからわからん」というなんとも、音楽が本当に好きなのかどうかを疑うようなかんじのことを言って会話を拒否している。しかし、これでは音楽好きとしてよくない気がする。というかよくない。ギターもベースも理解しなくては、ドラムがどのように演奏するのがいいのか。これがわからない。他のパートのこともわからなくては合奏は務まらない。ギターを練習して、いずれはベースも練習してみたいところ。

 2、最近、家庭の複雑な事情について親から知らされて、混乱しているところがある。当然である。今まで知らなかった、知る由もなかったことを突然告げられて、今までと同じように思っていたことを考え直す必要を迫られたのだ。それで私が思ったことは、そんなことは知らなけばよかったということだ。もとより家庭については複雑な部分が多かった。でも、思っていた以上にそれは、相当こじれていた。それを知らされて、私が今まで普通にしていた、親類とのかかわり方や、ふるまい方について、再考しなくてはいけなくなってしまった。話がずれるが、私の担任の教師は、無知は罪だ、という言葉が口癖である。無知という言葉の意味やニュアンスに違いはあれど、おおよその場合、無知とは幸せなことではなかろうか。私も今回聞かされたことを知らなければ、のうのうと生きていられたのに、今までどおりにぼんやりと生きられたのに。しかし、現実はこれを知る前後では本質的には変わらないのだ。それを私が知っているか否かというだけなのだ。だから、どうせ幸せでいられるなら、知らない、という方を私は選びたい。まあしかし、無知が罪であるというなら、それを知ること自体が償いであり罰なのだろうか。その意味ならば、無知は罪だというあの言葉の辻褄もあわないこともないか。